ここ数年、悪徳業者による塗装工事が急増しています。
「不安を煽り、高額な工事を請求する」
「不必要な工事を高額な金額で契約する」
などの被害が出ています。
このページでは、「塗装アドバイザー金山」が
あなたが「塗装で失敗しない7つの秘訣」を動画で解説します。
一般的な延床40坪程度の2階建て住宅なら、標準的なウレタン塗料で外壁と屋根の塗装金額を合わせて約100万円〜150万円になります。塗装工事は面積に比例しますので、 この金額を目安に覚えておけばいいでしょう。
あなたの家に、外壁塗装の訪問販売が来たことはありませんか?
訪問販売業者は
「このままでは大変なことになりますよ」
「只今キャンペーン中なのでお安くします」
「近所で塗装工事をしているので安くなります」
「今日中に契約をしてくれたら大幅値引きしますよ」
といった営業トークで、その場で契約を急がせます。
訪問販売の契約はトラブルが多いので、このように言われたら、 即決は断って、何社かの相見積もりを取り、
1番信頼できる業者から契約をすることをおすすめします。
塗装工事は定価がなく、会社によって価格が変わってきます。
塗装工事価格の内訳は、1材料費、2人件費、3管理費、4利益で価格を決めています。
どんな工務店や、大手リフォーム店に頼んでも、工事をするのは結局下請けの塗装店になります。
下請けに仕事を流す場合、下請け会社の利益が少なくなります。
つまり、当社のような100%自社工事の塗装専門店と同じ価格で同じ品質のサービスをすることができません。
塗装工事に限らずリフォームでのトラブルの多くは、 契約後の「言った」「言わない」の口約束によるものが多いです。
例えをあげると、塗装工事が終了したというので、 あなたが確認したところでベランダ床の塗装が行われていなかった。
あなたは「外壁塗装工事なのだから外側は全て塗るものではないか」
一方、業者は「ベランダの床は、床専門の塗料になるから別料金になる。
床まで塗ると言っていない」お互いが自分の意見を主張し譲らない。
こういったトラブルを未然に防ぐためにも、工事箇所の名称が明記された
書類が不可欠となります。
思い込みはトラブルのもとになります。
また、塗装する面積が正しいか判断が必要です。
数社から見積を取ると、塗装面積が違う事が多いです。
当社がやっている方法は、塗り面積は、立てた時にもらう図面から、ひろいだします。
具体的には、図面図(家の形をしている)から、壁全体の面積を出した後、開口部(窓・玄関など)の塗らない所を引くと、正確な、塗り面積が簡単にでます。
図面のないときは、実測します。一般的には、外周を測り、1階部分の高さを3mで計算して、壁全体の面積を出し、
開口部の3割を引いた値が塗り面積となります。(設計基準で、開口部が3割以上)
つまり、見積書が、一番安い会社だから決めるのではなく、塗料のグレード、
塗装を何回塗るのか、塗装面積、塗装箇所が全て書いてあるかを確認して塗装工事を依頼してください。
外壁塗装工事の工程は、「足場を立てる」「高圧洗浄」「下地補修」「養生」 「下塗り」「中塗り」「上塗り」が基本です。
この時、「足場を立てる」「高圧洗浄」「下地補修」「養生」はもともと手抜きが出来ません。
しかし、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の工程で手抜き工事をする業者がいるのです。
確実な工事を実現する、魔法の言葉とは、「色がえ工法にして」と言うのです。
この一言で、確実な工事になります。
一般的には、「中塗り」と「上塗り」は同じ色を使いますが、この色を変えるのです。
では、色を変えるとどうして防げるのか説明します。
手抜き工事をしたい、悪質な業者は1回だけ塗って、「2回塗りました」と平気で言います。
しかし、色を変えると、だれの目にも、はっきり2回目を塗らざるをえなくなるのです。
さらに、確実にするためには、工程ごとの写真を撮ってもらうことも有効です。
工事を完成する前に、工事代金を全額支払うのは危険です。
なぜなら、不具合があった場合、工事代金を払う前だと、素早く手直をしてくれますが、払ってしまった後は、
なかなかやってくれない場合があるからです。
また、支払いをした後、電話をしても通じず、住所を探してみたがその会社がない。
こんな信じられない話を何度か聞いた事があります。
一般的には、着工事2割で、完成後に残額が普通です。
工事が完成した後は、必ずあなたと、業者で家の全体を確認してから、
工事終了にしてください。
「終わりました」「ご苦労さん」「はい、お金」は大変危険です。